2010年5月10日月曜日

国民の健康から自動喫煙は避けたい

国家予算の時期になると、たばこの値上げが俎上にのぼってきます。例によって大幅値上げと小幅に留めようとの意見が対立下ですね。いっそ高額にして喫煙者を抑制するか、喫煙者の楽しみ(?)も尊重するか。喫煙者が周囲への気配りをして下されば良いのですが・・そのような人は意外と少ないように思えますが。

神奈川県では、22年4月1日、全国初の受動喫煙防止条例が施行されました。
病院などの公共施設では全面禁煙が、レストランやホテルなどの不特定多数の人が出入りする場所では禁煙または分煙が義務付けられたのです。

喫煙率は、たばこ産業の「平成21年全国たばこ喫煙者率調査」によると、
成人男性の平均喫煙率は 38.9%  昭和41年)の 83.7% 43年間で44.8ポイント減少
成人女性の平均喫煙率は11.9%   昭和41年の18.0% より漸減しているが、ほぼ横ばい
若い女性の喫煙率の増加は、青少年の喫煙と同様に、いま世界各地で大きな問題として取り上げられており、世界全体で取り組まなくてはなくてはならない問題となっています。

世界禁煙デー
WHOは設立40周年を迎えた1988(平成元)年4月7日(世界保健デー)を第1回世界禁煙デーとし、2000年までに「たばこのない世界」を実現することを目標としました。翌年からは5月31日が世界禁煙デーとされ、毎年異なるスローガンが掲げられています。この日は、WHOが喫煙者に対しては24時間喫煙を控えるよう呼びかけるとともに、各国の政府、自治体、団体、個人に対してはたばこと健康問題の認識を深め、適切な対策を実践するよう求める日です。
(厚生労働省の最新たばこ情報)